『純粋理性批判』光文社古典新訳文庫版を読む(2)
第1部: 超越論的な原理論
第2部門: 超越的な論理学
- 序: 超越論的な論理学の理念
- 第1節: 論理学一般について
頁 | 内容 |
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17 | 081. 認識の二つの源泉 |
18 | 082. 感性と知性 |
20 | 083. 二つの論理学 |
21 | 084. 純粋論理学と応用論理学 |
23 | 085. 純粋論理学の二つの規則 |
24 | 086. 応用論理学のテーマ |
- 第2節: 超越論的な論理学について
25 | 087. 一般論理学の考察対象 |
27 | 088. アプリオリな認識と超越論的な認識の区別 |
28 | 089. 超越論的な論理学の理念 |
- 第3節: 一般論理学を分析論と弁証論に分割することについて
29 | 090. 真理とは何かという問い |
30 | 091. 問いの適切さ |
31 | 092. 真理の基準の不可能性(内容の側面から) |
32 | 093. 真理の基準の可能性(形式の側面から) |
33 | 094. 一般論理学の区分弁証論 |
35 | 095. 弁証論についての警告 |
36 | 096. 弁証論という用語の意味 |
- 第4節: 超越論的な論理学は超越論的な分析論と弁証論に区分される
37 | 97. 超越論的な論理学の目的 |
第2部門の第1部: 超越論的な分析論
43 | 98. 分析において留意すべき点 |
- 第1篇: 概念の分析論
45 | 99. 概念の分析論の目的 |
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- 第1章: すべての純粋知性概念を発見する方法について
47 | 100. 機械的な分類の欠点 |
49 | 101. 超越論的な哲学の分類規則 |
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- 第1節: 知性一般の論理学的な利用について
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49 | 102. 知性と判断 |
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- 第2節
- 第9項: 判断における知性の論理的な機能について
- 第2節
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53 | 103. 判断表 |
55 | 104. 注意点 |
55 | 105. 単称判断と全称判断の違い(第一の「判断の量」についての補足) |
57 | 106. 無限判断と肯定判断(第二の「判断の性質」についての補足) |
59 | 107. 仮言判断と選言判断の特性(第三の「判断の関係」についての補足) |
62 | 108. 判断の様態の特殊性(第四の「判断の様態」についての補足) |
65 | 108n. 思考の三つの能力 |
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- 第3節
- 第10項: 純粋知性概念、すなわちカテゴリーについて
- 第3節
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66 | 109. 総合とは |
68 | 110. 認識の起源としての総合 |
69 | 111. 総合と想像力 |
69 | 112. 純粋な総合 |
70 | 113. 認識に必要な三つの要素 |
71 | 114. 知性の二つの機能 |
72 | 115. カテゴリー表 |
74 | 116. カテゴリーを発見する方法 |
76 | 117. 派生概念についての注 |
76 | 118. 準カテゴリー |
77 | 119. トピカの役割 |
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- 第11項
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79 | 120. カテゴリー表の役割 |
80 | 120n. 思考を旨とする学 |
80 | 121. カテゴリー表の二分割 |
81 | 122. 数学的なカテゴリーと力学的なカテゴリー |
81 | 123. カテゴリー表のそれぞれの部門が三分割されること |
82 | 124. 第三のカテゴリーの意味 |
83 | 125. 相互性のカテゴリーの特異性 |
84 | 126. その特異性の説明 |
85 | 127. 因果関係と相互関係 |
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- 第12項
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86 | 128. 存在についてのスコラ哲学の命題 |
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- 第2章: 純粋知性概念の根拠づけ[=演繹]
- 第1節
- 第13項: 超越論的な根拠づけ一般の原理について
- 第1節
- 第2章: 純粋知性概念の根拠づけ[=演繹]
91 | 129. 根拠づけ[=演繹]の定義 |
93 | 130. 超越論的な根拠づけ役割 |
94 | 131. アプリオリな概念の超越論的な根拠づけの必要性 |
94 | 132. 純粋でアプリオリな概念の根拠づけの性格 |
96 | 133. 超越論的な根拠づけの必要性 |
99 | 134. 空間と時間の役割の再考 |
100 | 135. 知性の難問 |
102 | 136. カテゴリーの〈威厳〉 |
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- 第14項: カテゴリーから超越論的な根拠づけへの移行
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104 | 137. 対象を認識するための条件 |
107 | 138. 超越論的な根拠づけの原理 |
108 | 139. イギリス経験論の問題点 |
109 | 140. 本書の課題 |
110 | 141. 判断表の概念とカテゴリー表の概念の違い――実体の概念を例として |
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- 第2節: 純粋知性概念の超越論的な根拠づけ
- 第15項: 結合一般の可能性について
- 第2節: 純粋知性概念の超越論的な根拠づけ
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112 | 142. 知性による〈総合〉の根源性 |
114 | 143. 総合的な統一 |
115 | 143n. 像についての意識 |
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- 第16項: 自己統合の意識[=統覚]の根源的で総合的な統一について
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116 | 144. 自己統合の意識とは |
118 | 145. 認識の最高原則 |
120 | 145n. 超越論的な哲学の最高点 |
121 | 146. 自己統合の意識における根源的で総合的な統一 |
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- 第17項: 自己統合の意識の総合的な統一の原則は、知性の利用のための最高原理である
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123 | 147. 直観が可能となるための二つの原則 |
124 | 147n. 意識の統一の根源性 |
125 | 148. 意識の統一の役割 |
125 | 149. 第一の純粋な認識原理 |
127 | 150. この命題は分析的な命題である |
127 | 151. 人間の知性の有限性 |
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- 第18項: 自己意識の客観的な統一とは
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129 | 152. 自己統合の意識の超越論的な統一と経験的な統一 |
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- 第19項: すべての判断の論理的な形式は、判断に含まれている概念の客観的な統合のうちから生まれる
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131 | 153. 判断の定義の誤謬 |
132 | 153n. 三段論法の議論のごまかし |
132 | 154. 判断の定義と役割 |
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- 第20項: すべての感覚的な直観はカテゴリーにしたがう。カテゴリーは、多様なものそのものが意識のうちにまとまることができるための唯一の条件である。
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134 | 155. カテゴリーの定義 |
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- 第21項: 補足の注解
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136 | 156. カテゴリーの働き |
137 | 156n. 直観の統一 |
138 | 157. 神の知性と人間の知性 |
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- 第22項: カテゴリーは、経験の対象に適用されるだけであり、物の認識のためにはほかの用途では利用されない。
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139 | 158. カテゴリーの役割 |
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- 第23項
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142 | 159. 知性の利用の限界 |
144 | 160. 感覚的でない直観の客体にカテゴリーは適用できるか |
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- 第24項: 感覚能力の対象一般へのカテゴリーの適用
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145 | 161. カテゴリーが適用できる条件 |
147 | 162. 図示的な総合と知性的な総合 |
148 | 163. 想像力の定義 |
150 | 164. 自己についての逆説 |
150 | 165. 知性と自己統合の意識の関係 |
152 | 166. 内的な感覚能力の限界 |
155 | 166n1. 「超越論的な」運動 |
156 | 166n2. 内的触発としての〈注意〉について |
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- 第25項
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157 | 167. 自己の存在の認識と客体としての自己の認識 |
159 | 167n. 自発性としての自己直観について |
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- 第26項: 純粋知性概念を可能的な経験に普遍的に利用できることの超越論的な根拠づけ
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161 | 168. 自然科学の可能性 |
162 | 169. 把握による総合 |
163 | 170. 経験の条件としてのカテゴリー |
164 | 170n. 直観の形式と形式の直観 |
165 | 171. 量のカテゴリーによる把握の実例 |
166 | 171n. 自発性としての想像力と自己統合の意識 |
167 | 172. 原因のカテゴリーによる把握の実例 |
168 | 173. 自然の謎 |
169 | 174. カテゴリーにしたがう自然 |
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- 第27項: 知性の概念根拠づけからえられた結論
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172 | 175. 経験的な認識 |
173 | 175n. 経験を越えた理性の利用の目的 |
174 | 176. 純粋理性の後成説 |
175 | 177. 純粋理性の前成説 |
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- ・・: この根拠づけの要約
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178 | 177. 根拠づけの要約 |
178 | 179. 項目分けについて |
《補遺》
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