『純粋理性批判』光文社古典新訳文庫版を読む(3)

純粋理性批判〈3〉 (光文社古典新訳文庫)

第1部: 超越論的な原理論

第2部門: 超越的な論理学
第2部門の第1部: 超越論的な分析論
  • 第2篇: 原則の分析論
17 180. 一般論理学の理論体系の分類
18 181. 一般論理学の分析の考察対象
18 182. 超越論的な論理学の考察対象
19 183. 理性の試み
20 184. 判断力の理論
    • 序: 超越的な判断力一般について
21 185. 判断力と実例
24 185n. 愚鈍さとは
25 186. 理論と批判
26 187. 超越論的な哲学の特徴
27 188. 判断力の超越論的な理論の構成
    • 第1章: すべての純粋知性概念を発見する方法について
29 189. 〈同種のもの〉
30 190. 判断力の超越論的な理論の必要性
31 191. 超越論的な図式とは
32 192. 図式としての時間規定
33 193. 図式と図式機能
35 194. 概念の図式
36 195. 秘められた技術
38 196. 図式とカテゴリー
38 197. 量の形象と図式
39 198. 実在性と否定性の図式
41 199. 実体の図式と時間において不変なもの
42 200.原因の図式と時間的な継起
42 201. 相互性の図式と時間的な同時存在
43 202. 可能性の図式
43 203. 現実性の図式
43 204. 必然性の図式
44 205. 図式と時間規定
45 206. 図式と自己統合の意識
46 207. 超越論的な真理
46 208. 図式とカテゴリーの関係
    • 第2章: 純粋な知性のすべての原則の体系
49 209. 超越論的な原則とカテゴリー表
50 210. アプリオリな原則の根拠の証明の必要性
51 211. 検討から排除される問題点
52 212. 分析判断との対比
      • 第1節: すべての分析判断の最高原則について
53 213. 認識一般の消極的な条件
54 214. 矛盾律
54 215. 分析判断と矛盾律
55 216. 矛盾律の限界
56 217. 正しくない矛盾律の表現
      • 第2節: すべての総合判断の最高原則について
58 218. 超越論的な論理学の課題
59 219. 総合判断の真理性
60 220. 第三のもの、総合判断の三つの源泉
61 221. 空間と時間の意味
62 222. 経験の可能性の条件
64 223. 純粋な総合判断の客観的な妥当性の根拠
64 224. 経験の真理
65 225. すべての総合判断の最高原理
66 226. アプリオリな総合判断を可能にする条件
      • 第3節: 純粋な知性のすべての総合的な原則の体系的な提示
66 227. 自然法則のアプリオリ
68 228. 知性によらないアプリオリで純粋な原則
69 229. 数学的な原則
69 230. 力学的な原則
71 231. 原則表
71 232. 数学的な原則と力学的な原則
73 232n. 合成と統合の違い
        • 1: 直観の公理
74 233. 量による同種の多様なものの総合
76 234. 外延量とは
77 235. 外延量と公理
78 236. 内包量についての命題と数式
80 237. 理性の〈嫌がらせ〉
        • 2: 知覚の先取り
82 238. 感覚における内包量
84 239. 先取りによる認識とは
85 240. 感覚と内包量
86 241. 内包量とは
87 242. 強度の差異
88 243. 〈流れる量〉
89 244. 連続量としての現象
90 245. 変化についての命題
92 246. 知覚の先取りの原則の効用
92 247. この原則の効用の説明
94 248. 空虚についての実例
96 249. 未解決の問題
97 250. 実在的なものの認識の逆説
        • 3: 経験の類比
99 251. 経験における時間の役割
101 252. 時間の三様態
101 253. 三つの類似(アナロジー
103 254. この規則の特徴
104 255. 構成的な原則
105 256. 統制的な原則
107 257. 原則とカテゴリーの関係
          • A: 第一の類比 実体の持続性の原則
109 258. 実体の恒存
111 259. 〈持続するもの〉の役割
113 260. 実体の概念と〈持続するもの〉
115 261. 実体の不滅について
117 262. 内族と自体存在
118 263. 変化と変動
119 264. 発生と消滅の逆説
120 265. 二つの時間
121 266. 〈持続性〉の役割
          • B: 第二の類比 因果関係に基づいた時間的な継起の原則
122 267. 変化の概念の確認
123 268. 経験の条件としての因果律
125 269. 客体とは、真理の条件
129 270. 空間の対象の把握と時間の対象の把握の違い
131 271. 把握における継起と現象における継起
132 272. 出来事の発生の必然的な条件
133 273. 〈像のゲーム〉
134 274. 生起を経験するための条件
135 275. 原因の概念のアプリオリ
136 276. 主観的な継起と客観的な継起の区別
137 277. 像の客体性
139 278. 時間における出来事の順序
141 279. 知覚の形式的な条件
142 280. 現象の契機と絶対的な時間
143 281. 充足理由律[因果律]の意味
144 282. 充足理由律の証明
147 283. 因果関係の同時性という疑念
149 284. コップの実例
149 285. 作用の概念の重要性
150 286. 実体の持続性の推論
152 287. 生起と創造
153 288. 変化の形式
154 288n. 関係の変化と状態の変化
155 289. 変化の実例
156 290. モメントとは
157 291. 最小部分の原則
158 292. 懐疑の一般原則
159 293. 変化の形式的な条件の認識可能性
160 294. 因果関係の要約
          • C: 第三の類比 同時存在の原則――これは相互作用または相互性の法則にしたがう。
161 295. 同時存在とは――影響と相互作用
163 296. 同時存在の条件
164 297. 同時存在の知覚可能性
165 298. 同時存在を認識する条件
167 299. 相互性の意味
169 300. 三つの力学的な関係
170 301. 経験の類比と時間の関係
171 302. 自然を可能にするアプリオリな法則
172 303. 第三の類比の重要な役割
175 303n. 世界の統一という概念
        • 4: 経験的な思考一般の前提条件
176 304. 様態のカテゴリーの特殊性
177 305. 様態の原則の利用方法
178 306. 物の可能性の前提条件とは
180 307. 可能性の概念と〈関係〉のカテゴリー
181 308. 幻想にすぎない概念
183 309. 物の可能性の条件
184 310. 可能性は概念だけから認識できるか
186 311. 物の現実性の前提要件
186 312. 知覚の先行の必要性、磁力の実例
        • : 観念論への論駁
189 313. 不確定性を唱える観念論と独断的な観念論
191 314. 自己の現実存在の意義と外部の事物の現実存在の結びつき
192 315. コギトの時間
194 315n. 外的な事物の現実存在についての意識の証明
195 316. 〈わたし〉の概念
196 317. 夢想と現実
198 318. 必然性にかかわる自然の四つの原則
202 319. 可能性、現実性、必然性の領域
206 320. この問題の性格
206 321. 前提要件という語の意味
208 322. 原則と前提要件
210 322n. 現実性という概念の働き
        • : 原則の体系についての一般的な注
210 323. カテゴリーと総合問題
214 323n. 運動と静止
215 324. カテゴリーと直観――問題の三つのカテゴリーを実例として
220 325. 自己認識の可能性
220 326. 結論の要約
    • 第3章: すべての対象一般を感覚的な存在と叡知的な存在に区別する根拠について
221 327. 真理の島と仮象の国
223 328. 超越論的な研究の効用
226 329. 超越論的な使用の定義
229 330. カテゴリー使用の条件
229 331. カテゴリーとその実在的な可能性
233 331n. 論理的な可能性と実在的な可能性
234 332. 純粋知性概念の適用方法と原則の適用対象
234 333. 存在論の虚妄
235 334. 図式の必要性
237 335. カテゴリーの利用の条件
238 336. 感覚的な存在と叡知的な存在
239 337. 叡知的な存在についての大きな誤解
240 338. 〈知性的な直観〉
241 339. 積極的な意味と消極的な意味での〈叡知的な存在〉
243 340. 思考の〈深さ〉と〈広さ〉
244 341. 不便な概念としての〈叡知的存在〉
246 342. 知性的な直観の可能性
248 343. 叡知的な世界の概念の誤用
249 343n. 知性的な世界という語の誤用
250 344. 認識の条件の再確認
251 345. 読者への挑戦
    • 付録: 知性の経験的な使用と超越論的な使用の混同によって生まれる反省概念の両義性について
255 346. 超越論的な反省の役割
257 347. 超越論的な反省と論理的な反省
260 348. 数的な同一性の原理
262 349. 効果の相殺
263 350. 引力と斥力
264 351. この二つの概念の三つの定義
267 352. 超越論的な場所論
269 353. 超越論的な場所論とカテゴリーの違い
269 354. 超越論的な両義性とは
270 355. ライプニッツとロックの誤謬
272 356. ライプニッツの第一の誤謬――同一と差異
274 357. ライプニッツの第二の誤謬――一致と反対
276 358. ライプニッツの第三の誤謬――内的なものと外的なもの
277 359. 予定調和説
278 360. ライプニッツの第四の誤謬――質料と形式
279 361. 物自体は知るべくもない
280 362. 物自体を認識できないという嘆き
283 363. 現象の重要性
284 364. 概念の使用における制約
286 365. 反省の両義性の原因を究明する作業の効用
287 366. ライプニッツの体系が依拠する原則
288 367. 〈不可識別者同一の原理〉の欠陥
288 368. 概念における論理的な対立と直観における実在的な対立
294 368n. 無効な抜け道
294 369. 〈叡知的な対象〉の定義
298 370. 〈超越論的な対象〉の位置
299 371. 誤謬の原因
301 372. 〈対象一般〉の概念
302 373. 思考物
302 374. 欠如としての無
303 375. 想像物
303 376. 否定的な無
304 377. 無の概念の表
305 378. 無の概念の説明

《補遺》

初版の異稿

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