岡野宏文×豊崎由美 『百年の誤読』海外文学篇 掲載リスト

百年の誤読 海外文学篇
岡野宏文 豊崎由美アスペクト 2008-03-04

No. タイトル、著者、時期 本のリンク
1 『三人姉妹』
アントン・チェーホフ (1901年)
桜の園・三人姉妹 (新潮文庫)_ワーニャ伯父さん/三人姉妹 (光文社古典新訳文庫)
2 どん底
マクシム・ゴーリキイ (1902年)
どん底 (岩波文庫)
3 『荒野の呼び声』
ジャック・ロンドン1903年
荒野の呼び声 (岩波文庫)_野性の呼び声 (光文社古典新訳文庫)
4 ジャン・クリストフ
ロマン・ローラン (1904年)
ジャン・クリストフ 1 (岩波文庫 赤 555-1)
5 『最後の一葉』
オー・ヘンリ (1905年)
O・ヘンリ短編集 (3) (新潮文庫)
6 車輪の下
ヘルマン・ヘッセ1906年
車輪の下 (新潮文庫)_車輪の下で (光文社古典新訳文庫)
7 ニルスのふしぎな旅
セルマ・ラーゲルレーヴ (1907年)
ニルスのふしぎな旅セット(全4巻) [全訳版] (偕成社文庫)
8 『青い鳥』
モーリス・メーテルリンク (1908年)
青い鳥 (新潮文庫 メ-3-1)
9 『狭き門』
アンドレ・ジッド (1909年)
狭き門 (新潮文庫)_狭き門 (光文社古典新訳文庫)
10 『マルテの手紙』
ライナー・マリア・リルケ (1910年)
マルテの手記 (新潮文庫)_マルテの手記 (光文社古典新訳文庫)
11 『ブラウン神父の童心』
ギルバート・ケイス・チェスタトン (1911年)
ブラウン神父の童心【新版】 (創元推理文庫)
12 『神々は渇く』
アナトール・フランス (1912年)
神々は渇く (岩波文庫 赤 543-3)
13 失われた時を求めて
マルセル・プルースト (1913年)
失われた時を求めて〈1 第1篇〉スワン家のほうへ (ちくま文庫)_失われた時を求めて(1)――スワン家のほうへI (岩波文庫)
失われた時を求めて 1〜第一篇「スワン家のほうへI」〜 (光文社古典新訳文庫)_失われた時を求めて (まんがで読破)
14 『変身』
フランツ・カフカ (1912年)
変身―カフカ・コレクション (白水uブックス)_変身,掟の前で 他2編 (光文社古典新訳文庫 Aカ 1-1)
15 狂人日記
魯迅 (1918年)
阿Q正伝・狂人日記 他十二篇(吶喊) (岩波文庫)_狂人日記 他二篇 (岩波文庫 赤 605-1)
16 『月と六ペンス』
ウィリアム・サマセット・モーム (1919年)
月と六ペンス (岩波文庫)_月と六ペンス (光文社古典新訳文庫)
17 『ワインズバーグ・オハイオ
シャーウッド・アンダソン (1919年)
ワインズバーグ・オハイオ (講談社文芸文庫)_ワインズバーグ・オハイオ (新潮文庫)
18 チボー家の人々
ロジェ・マルタン・デュ・ガール (1920年
チボー家の人々 (1) (白水Uブックス (38))
19 『三人の巨匠』
シュテファン・ツヴァイク1920年
ツヴァイク全集〈8〉三人の巨匠 (1974年)
20 『ロボット(R.U.R)』
カレル・チャペック1920年
ロボット (岩波文庫)
21 ユリシーズ
ジェイムズ・ジョイス (1922年)
ユリシーズ 文庫版 全4巻完結セット (集英社文庫ヘリテージ)
22 青い麦
シドニー・ガブリエル・コレット (1923年)
青い麦 (新潮文庫)_青い麦 (光文社古典新訳文庫)
23 魔の山
トーマス・マン1924年
魔の山 (上巻) (新潮文庫)_魔の山〈上〉 (岩波文庫)
24 『グレート・ギャッツビー』
スコット・フィッツジェラルド (1925年)
グレート・ギャツビー (新潮文庫)_グレート・ギャッツビー (光文社古典新訳文庫)
25 アクロイド殺し
アガサ・クリスティー (1926年)
アクロイド殺し (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)
26 『燈台へ』
ヴァージニア・ウルフ (1927年)
燈台へ (ヴァージニア・ウルフ・コレクション)_灯台へ (岩波文庫)
27 『ナジャ』
アンドレ・ブルトン (1928年)
ナジャ (白水Uブックス)_ナジャ (岩波文庫)
28 チャタレイ夫人の恋人
デイヴィッド・ハーバート・ロレンス (1928年)
チャタレイ夫人の恋人 (新潮文庫)_チャタレー夫人の恋人 (光文社古典新訳文庫)
29 恐るべき子供たち
ジャン・コクトー (1929年)
恐るべき子供たち (岩波文庫)_恐るべき子供たち (光文社古典新訳文庫)
30 『マルタの鷹』
ダシール・ハメット (1930年)
マルタの鷹〔改訳決定版〕 (ハヤカワ・ミステリ文庫)
31 『夜間飛行』
アントワーヌ・ド・サン=テグジュペリ (1931年)
夜間飛行 (新潮文庫)_夜間飛行 (光文社古典新訳文庫)
32 『大地』
パール・バック (1931年)
大地 (1) (新潮文庫)}大地 (1) (岩波文庫)
33 『夜の果てへの旅』
ルイ=フェルディナン・セリーヌ (1932年)
夜の果てへの旅〈上〉 (中公文庫)
34 八月の光
ウィリアム・フォークナー (1932年)
八月の光 (新潮文庫)_八月の光(上) (岩波文庫)
35 『Yの悲劇』
エラリー・クイーン (1933年)
Yの悲劇 (創元推理文庫 104-2)
36 『血の婚礼』
フェデリコ・ガルシーア・ロルカ (1933年)
三大悲劇集 血の婚礼 他二篇 (岩波文庫)
37 『北回帰線』
ヘンリー・ミラー (1934年)
北回帰線 (新潮文庫)
38 怒りの葡萄
ジョン・スタインベック (1939年)
怒りの葡萄 (上巻) (新潮文庫)
39 さらば愛しき女よ
レイモンド・チャンドラー (1940年)
さらば愛しき女よ (ハヤカワ・ミステリ文庫 (HM 7-2))
40 誰がために鐘は鳴る
アーネスト・ヘミングウェイ (1940年)
誰がために鐘は鳴る〈上〉 (新潮文庫)
41 『異邦人』
アルベール・カミュ (1942年)
異邦人 (新潮文庫)
42 『人間喜劇』
ウィリアム・サロイヤン (1943年)
人間喜劇 (ベスト版 文学のおくりもの)
43 ガラスの動物園
テネシー・ウィリアムズ (1944年)
ガラスの動物園 (新潮文庫)
44 『伝奇集』
ホルヘ・ルイス・ボルヘス (1944年)
伝奇集 (岩波文庫)
45 『うたかたの日々』
ボリス・ヴィアン (1947年)
うたかたの日々 (ハヤカワepi文庫)_うたかたの日々 (光文社古典新訳文庫 Aウ 5-1)
46 『遠い声 遠い部屋』
トルーマン・カポーティ (1948年)
遠い声遠い部屋 (新潮文庫)
47 『裸者と死者』
ノーマン・メイラー (1948年)
ノーマン・メイラー全集〈第1〉裸者と死者 (1969年)
48 泥棒日記
ジャン・ジュネ (1949年)
泥棒日記 (新潮文庫)
49 『一九八四年』
ジョージ・オーウェル (1949年)
一九八四年[新訳版] (ハヤカワepi文庫)
50 ナルニア国物語
クライヴ・ステープルス・ルイス (1950年)
カラー版 ナルニア国物語 全7巻セット_ナルニア国物語1 魔術師のおい (光文社古典新訳文庫)
51 キャッチャー・イン・ザ・ライ
ジェローム・デイヴィッド・サリンジャー (1951年)
キャッチャー・イン・ザ・ライ (ペーパーバック・エディション)_ライ麦畑でつかまえて (白水Uブックス)
52 ゴドーを待ちながら
サミュエル・ベケット (1953年)
ゴドーを待ちながら (白水Uブックス)
53 『華氏四五一度』
レイ・ブラッドベリ (1953年)
華氏451度〔新訳版〕 (ハヤカワ文庫SF)
54 『悲しみよ こんにちは』
フランソワーズ・サガン (1954年)
悲しみよこんにちは (新潮文庫)
55 『ロリータ』
ウラジミール・ナボコフ (1955年)
ロリータ (新潮文庫)
56 『時間割』
ミシェル・ビュトール (1956年)
時間割 (河出文庫)
57 『路上』
ジャック・ケルアック (1957年)
路上 (河出文庫 505A)_オン・ザ・ロード (河出文庫)
58 長距離走者の孤独』
アラン・シリトー (1959年)
長距離走者の孤独 (新潮文庫)
59 ブリキの太鼓
ギュンター・グラス (1959年)
ブリキの太鼓 1 (集英社文庫 ク 2-2)
60 『走れウサギ』
ジョン・アップダイク (1960年)
走れウサギ (上) (白水Uブックス (64))
61 ソラリス
スタニスワフ・レム (1961年)
ソラリス (スタニスワフ・レム コレクション)_ソラリス (ハヤカワ文庫SF)
62 カッコーの巣の上で
ケン・キージー (1962年)
カッコーの巣の上で_カッコーの巣の上で (白水Uブックス192/海外小説 永遠の本棚)
63 『寒い国から帰ってきたスパイ』
ジョン・ル・カレ (1963年)
寒い国から帰ってきたスパイ (ハヤカワ文庫 NV 174)
64 『調書』
ジャン=マリ・ギュスターブ・ル・クレジオ (1963年)
調書
65 アルジャーノンに花束を
ダニエル・キイス (1966年)
アルジャーノンに花束を〔新版〕(ハヤカワ文庫NV)
66 アメリカの鱒釣り』
リチャード・ブローティガン (1967年)
アメリカの鱒釣り (新潮文庫)
67 百年の孤独
ガブリエル・ガルシア=マルケス (1967年)
百年の孤独 (Obra de Garc´ia M´arquez)
68 ゲド戦記
アーシュラ・クローバー・ル・グウィン (1968年)
ゲド戦記 1 影との戦い (ソフトカバー版)
69 スローターハウス5
カート・ヴォネガット・ジュニア (1969年)
スローターハウス5 (ハヤカワ文庫SF ウ 4-3) (ハヤカワ文庫 SF 302)
70 『めくるめく世界』
レイナルド・アレナス (1969年)
めくるめく世界 (文学の冒険シリーズ)
71 『キマイラ』
ジョン・バース (1972年)
キマイラ (新潮・現代世界の文学)
72 重力の虹
トマス・ピンチョン (1973年)
重力の虹〈1〉 (文学の冒険シリーズ)_トマス・ピンチョン全小説 重力の虹[上] (Thomas Pynchon Complete Collection)
73 『モモ』
ミヒャエル・エンデ (1973年)
モモ (岩波少年文庫(127))
74 収容所群島
アレクサンドル・ソルジェニーツィン (1973年)
収容所群島 1―1918ー1956文学的考察 (新潮文庫 ソ 2-7)
75 『死父』
ドナルド・バーセルミ (1975年)
死父 (現代の世界文学)
76 『交換教授』
デイヴィッド・ロッジ (1975年)
交換教授: 二つのキャンパスの物語(改訳) (白水Uブックス)
77 『シャイニング』
スティーヴン・キング (1977年)
新装版 シャイニング (上) (文春文庫)
78 ガープの世界
ジョン・アーヴィング (1978年)
ガープの世界〈上〉 (新潮文庫)
79 『冬の夜ひとりの旅人が』
イタロ・カルヴィーノ (1979年)
冬の夜ひとりの旅人が (ちくま文庫)_冬の夜ひとりの旅人が (白水Uブックス)
80 薔薇の名前
ウンベルト・エーコ (1980年)
薔薇の名前〈上〉
81 ヴァリス
フィリップ・キンドレッド・ディック (1981年)
ヴァリス (創元推理文庫)_ヴァリス〔新訳版〕 (ハヤカワ文庫SF)
82 『真夜中の子供たち』
サルマン・ラシュディ (1981年)
真夜中の子供たち〈上〉 (Hayakawa Novels)
83 『ぼくが電話をかけている場所』
レイモンド・カーヴァー (1983年)
ぼくが電話をかけている場所 (中公文庫)
84 ニューロマンサー
ウィリアム・ギブスン1984年)
ニューロマンサー (ハヤカワ文庫SF)
85 『存在の耐えられない軽さ』
ミラン・クンデラ1984年)
存在の耐えられない軽さ (集英社文庫)
86 侍女の物語
マーガレット・アトウッド (1986年)
侍女の物語 (ハヤカワepi文庫)
87 悪童日記
アゴタ・クリストフ (1986年)
悪童日記 (ハヤカワepi文庫)
88 『赤い高粱』
莫言 (1986年)
赤い高粱 (岩波現代文庫)
89 羊たちの沈黙
トマス・ハリス (1988年)
羊たちの沈黙〈上〉 (新潮文庫)
90 日の名残り
カズオ・イシグロ (1989年)
日の名残り (ハヤカワepi文庫)
91 アメリカン・サイコ
ブレット・イーストン・エリス (1991年)
アメリカン・サイコ〈上〉 (角川文庫)
92 『イギリス人の患者』
マイケル・オンダーチェ (1992年)
イギリス人の患者 (新潮文庫)
93 『ジャズ』
トニ・モリスン (1992年)
ジャズ―トニ・モリスン・セレクション (ハヤカワepi文庫)
94 『ホワイト・ジャズ』
ジェイムズ・エルロイ (1992年)
新装版 ホワイト・ジャズ (文春文庫)
95 海の上のピアニスト
アレッサンドロ・バリッコ (1994年)
海の上のピアニスト
96 ソフィーの世界
ヨースタイン・ゴルデル (1991年)
ソフィーの世界 哲学者からの不思議な手紙
97 『朗読者』
ベルンハルト・シュリンク (1995年)
朗読者 (新潮文庫)
98 ボーン・コレクター
ジェフリー・ディヴァー (1997年)
ボーン・コレクター〈上〉 (文春文庫)
99 アムステルダム
イアン・マキューアン (1998年)
アムステルダム (新潮文庫)
100 『恥辱』
ジョン・マックスウェル・クッツェー (1999年)
恥辱 (ハヤカワepi文庫)
4480424946
百年の誤読 (ちくま文庫)
岡野宏文 豊崎由美

筑摩書房 2008-11-10
483560962X
百年の誤読
岡野宏文 豊崎由美

ぴあ 2004-10
4757214561
百年の誤読 海外文学編
岡野宏文 豊崎由美

アスペクト 2008-03-04