『純粋理性批判』光文社古典新訳文庫版を読む(1)
序論
- 第1節: 純粋な認識と経験的な認識の違いについて
頁 | 内容 |
---|---|
15 | 001. 経験なしでは何も始まらない |
16 | 002. 認識は合成されたものである |
17 | 003. アプリオリとアポステリオリ |
17 | 004. いわゆるアプリオリな認識 |
19 | 005. アプリオリな認識と純粋な認識 |
20 | 006. アプリオリな認識の2つの基準――必然性と普遍性 |
22 | 007. アプリオリな純粋理性の実例 |
- 第3節: 哲学には、すべてのアプリオリな認識の可能性、原理、範囲を規定する学が必要である
25 | 008. 経験を超越する認識 |
26 | 009. 純粋理性の課題 |
27 | 010. 理性の誤謬 |
- 第4節: 分析的な判断と総合的な判断の違いについて
31 | 011. 2つの判断の定義 |
33 | 012. 経験的な判断 |
35 | 013. アプリオリな総合判断の謎 |
- 第5節: 理性に基づくすべての理論的な学には、アプリオリな総合判断が原理として含まれる
38 | 014. 数学的な命題と矛盾律 |
39 | 015. 純粋数学のアプリオリ性 |
39 | 016. 算術の命題が総合的であることの証明 |
41 | 017. 純粋幾何学の総合性 |
42 | 018. 幾何学と総合命題 |
43 | 019. 自然科学とアプリオリな総合命題 |
44 | 020. 形而上学とアプリオリな総合命題 |
- 第6節: 純粋理性の普遍的な課題
46 | 021. 純粋理性の課題 |
46 | 022. ヒュームと形而上学の不可能性 |
48 | 023. 2つの枢要な問い |
49 | 023n. 純粋な数学の可能性 |
50 | 024. 形而上学の問い |
51 | 025. 学としての形而上学の可能性 |
53 | 026. 批判と学 |
53 | 027. 学の課題 |
54 | 028. 形而上学の目的とその必要性 |
- 第7節: 純粋理性批判と呼ばれる特別な学の理念と区分
56 | 029. 純粋理性の批判のための予備学、超越論的な哲学 |
60 | 030. 超越論的な哲学と批判 |
61 | 031. 批判の課題 |
62 | 032. 超越論的な哲学と道徳 |
63 | 033. 超越論的な哲学の区分 |
第1部: 超越論的な原理論
第1部門: 超越的な感性論
-
- 第1項
69 | 034. 直観の力 |
70 | 035. 感覚と現象 |
71 | 036. 感覚の素材と形式 |
72 | 037. 経験的な直観と純粋な直観 |
73 | 038. 感性の理論(エステティーク) |
73 | 038n. エステティークとう語について |
75 | 039. 感性のアプリオリな形式――空間と時間 |
- 第1章: 空間について
- 第2項: 空間の形而上学的な解明
77 | 040. 外的な感覚と内的な感覚の形式 |
79 | 041. 空間のアプリオリ性 |
80 | 042. 空間の必然性 |
80 | 043. 空間――純粋な空間 |
82 | 044. 概念ではなく、直観としての空間 |
-
- 第3項: 空間の概念の超越論的な解明
83 | 045. 超越論的な解明の定義とそのための条件 |
83 | 046. 幾何学の実例 |
85 | 047. 主体の外的な感覚の形式としての空間 |
85 | 048. 幾何学の可能性 |
-
- ・・: 前記の概念からえられる結論
86 | 049. 空間と物自体の特性 |
87 | 050. 感性の主観的な条件としての空間 |
88 | 051. 人間の立場 |
91 | 052. 空間とその他の主観的な像の差異 |
92 | 053. 物自体は認識できない |
- 第2章: 時間について
- 第4項: 時間の概念の形而上学的な説明
95 | 054. 時間のアプリオリ性 |
96 | 055. 時間の必然性 |
96 | 056. 時間は一つの次元をもつ |
98 | 057. 感性による直観の純粋な形式としての時間 |
98 | 058. 時間の無限性 |
-
- 第5項: 時間の概念の超越論的な解明
99 | 059. 変化や運動の概念と時間 |
-
- 第6項: これらの概念からえられた結論
101 | 060. 時間が主観的な条件でなければならない理由 |
102 | 061. 直線によるアナロジー |
103 | 062. 現象が成立するための条件としての時間 |
104 | 063. 認識の条件と時間 |
106 | 064. 時間の「実在性」と「観念性」 |
-
- 第7項: 説明
108 | 065. 時間の現実性の意味 |
110 | 065n. 時間の規定について |
110 | 066. 空間と時間の現実性と観念論 |
112 | 067. 空間と時間の絶対的な実在性を主張する人々の誤謬 |
115 | 068. 超越論的な感性に含まれる要素は空間と時間だけである |
-
- 第8項: 超越論的な感性論についての一般的な注
117 | 069. 感覚的な認識の基本特性 |
117 | 070. 空間と時間という条件の要約――物自体の認識の否定 |
120 | 071. 概念と像の違い |
121 | 072. ライプニッツ哲学の批判 |
122 | 073. ロック批判 |
125 | 074. 感性論の役割 |
125 | 075. アプリオリで必然的な総合命題のための条件 |
130 | 076. 叡知的直観と自己意識について |
134 | 077. 現象と仮象の違い |
137 | 077n. 仮象の発生 |
138 | 078. 神は空間と時間のうちに存在するか |
139 | 079. 派生的な直観――天使が直観するとき |
-
- ・・: 超越論的な感性論の結語
141 | 080. 超越論的な哲学のための課題のための第一条件 |
序文(第二版)
143 | V01. 学としての確実な道の発見 |
144 | V02. 論理学の実例 |
146 | V03. 予備学としての論理学の限界 |
146 | V04. 理性の2つの認識 |
148 | V05. 純粋な学としての数学と物理学 |
148 | V06. 数学の革命 |
150 | V07. 自然科学における革命 |
151 | V08. 自然革命と思考革命 |
153 | V08n. 実験という方法の歴史について |
154 | V09. 形而上学という闘技場 |
155 | V10. 確実な道への疑念 |
156 | V11. コペルニクス的な転回 |
160 | V11n. 実験の役割 |
161 | V12. 理性と無条件的なもの |
165 | V12n1. 総合の手続き |
165 | V12n2. 仮説としての思考方法の変革 |
166 | V13. 形而上学の幸運と義務 |
168 | V14. 批判の効用の総括 |
177 | V14n. 概念の客観的な妥当性 |
178 | V15. 学派の〈蜘蛛の巣〉の崩壊 |
183 | V16. 批判の目的 |
185 | V17. 第二版の修正の目的 |
191 | V17n. 修正点について |
《補遺》
序文(初版)
序論(初版)
- 第1節
- 第2節
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