ウェストン登山歴

日本アルプス―登山と探検 (平凡社ライブラリー)

1891（明治24）年

• 碓氷峠、浅間山、保福寺峠、徳本峠と槍ヶ岳、鳥居峠、御嶽山、木曾駒ケ岳と天竜川降り
  • 東京‐横川‐碓氷峠‐軽井沢‐浅間山‐軽井沢（第1章）
  • 軽井沢‐上田‐保福寺峠‐松本‐橋場‐徳本峠‐横尾谷‐槍ケ岳（不成功）‐赤沢ノ小屋‐橋場‐松本（第2章）
  • 松本‐鳥居峠‐藪原‐福島‐御嶽山‐寝覚ノ床‐上松‐木曾駒ケ岳‐伊那部‐時又‐天竜川降り‐浜松‐神戸（第3章）
• 富士山（第10章の一部）
  • 村山‐宝永山‐白糸の滝

1892（明治25）年

• 富士山（第10章の一部）
  • 御殿場‐太郎坊‐富士山
• 平湯峠、乗鞍岳、笠ケ岳、安房峠、徳本峠、槍ケ岳、市野瀬峠、赤石山、金沢峠と富士川降り
  • 岐阜‐高山‐旗鉾‐平湯峠‐平湯‐平湯鉱山‐乗鞍岳‐平湯鉱山‐平湯（第4章）
  • 平湯‐蒲田‐笠ケ岳（不成功）‐大野川‐稲扱‐橋場‐徳本峠‐赤沢ノ小屋‐槍ケ岳（成功）‐橋場‐松本（第5章）
  • 松本‐松島‐高遠‐市野瀬峠‐市場‐大河原‐小渋の湯‐赤石山‐大河原‐高遠‐金沢峠‐甲府‐鰍沢‐富士川降り‐岩淵（第6章）

1893（明治26）年

• 恵那山、天竜川降りと富士山
  • 岐阜‐犬山‐中津川‐恵那山‐中津川‐神坂峠‐駒場‐中村‐時又‐天竜川降り‐浜松‐鈴川‐大宮‐馬返し‐富士山‐宮ノ下‐国府津‐神戸
• ヤノシリ峠、針ノ木峠、ヌクイ谷峠とザラ越え、弥陀ケ原、笠ケ岳、安房峠、檜峠、徳本峠、穂高岳、保福寺峠
  • 横川‐善光寺‐ヤノシリ峠‐新町‐大町‐大出‐籠川‐針ノ木川‐黒部川‐ヌクイ谷峠‐ザラ越え‐湯川‐竜山下（立山）温泉（第7章）
• 竜山下温泉‐弥陀ケ原‐室堂‐大地獄‐竜山下温泉‐上滝‐富山‐船津‐今見‐蒲田‐笠ケ岳（不成功）‐平湯（第8章）
• 平湯‐安房峠‐檜峠‐橋場‐松本‐橋場‐徳本峠‐穂高岳‐橋場‐松本‐上田（第9章）

1894（明治27）年

• 大蓮華（白馬岳）、神坂峠、笠ケ岳、焼山峠（中尾峠）、常念岳、御嶽山、権兵衛峠、身延山と富士川降り
  • 東京‐長野‐直江津‐糸魚川‐青海‐親知らず、子知らず‐青海‐糸魚川‐八町坂‐蓮華温泉‐大蓮華‐八町坂‐下瀬‐森‐飯田‐大町‐豊科‐松本（第11章）
  • 松本‐橋場‐稲扱‐平湯‐神坂峠‐蒲田‐中尾‐穴毛谷‐笠ケ岳（成功）‐中尾‐焼山峠‐焼山‐橋場‐松本‐豊科‐岩原‐原‐常念岳‐岩原‐松本（第12章）
  • 松本‐福島‐黒沢‐御嶽‐王滝‐橋渡‐福島‐権兵衛峠‐身延‐富士川降り‐岩淵‐神戸（第13章）**1902（明治35）年
• 白峰山北岳
  • 八王子‐笹子峠‐甲府‐芦安‐杖立峠‐広河原小屋‐大樺谷‐北岳‐広河原小屋‐芦安‐鰍沢‐岩淵‐横浜

1903（明治36）年

• 奈良田峠と早川谷
  • 甲府‐芦安‐奈良田峠‐奈良田‐早川谷‐西山温泉‐古関‐本栖湖‐精進湖‐吉田‐御殿場‐横浜
• 甲斐駒ケ岳
  • 軽井沢‐塩尻‐上諏訪‐台ケ原‐屏風岩‐駒ケ岳‐七丈小屋‐戸台川‐黒川‐高遠

1904（明治37）年

• 地蔵岳、鳳凰山、地蔵仏、白峰山北岳、間ノ岳、千丈岳と北沢峠
  • 甲府‐芦安‐鳩打峠‐岩見温泉‐杖立峠‐大室‐地蔵岳‐鳳凰山‐地蔵仏‐地蔵岳‐大室‐白峰山‐北岳‐間ノ岳‐仙丈岳‐北沢峠‐三ツ石‐黒川‐松本‐軽井沢

1912（明治45）年

• 有明山、燕岳、槍ケ岳、奥穂高岳
  • 軽井沢‐明科‐宮城‐中房温泉‐有明山‐燕岳‐島々‐徳本峠‐横尾谷‐大喰峠‐坊主小屋‐北鎌尾根‐槍ケ岳‐赤沢小屋‐上高地‐奥穂高岳

1913（大正2）年

• 槍ケ岳、焼岳、霞沢岳、奥穂高岳、白馬岳
  • 松本‐島々‐上高地‐赤沢小屋‐槍ケ岳‐上高地
  • 上高地‐中尾峠‐焼岳‐上高地
  • 上高地‐霞沢岳‐上高地
  • 上高地‐平湯‐蒲田温泉‐中尾峠‐上高地
  • 上高地‐奥穂高岳‐上高地
  • 上高地‐大町‐四ツ谷‐白馬岳‐四ツ谷‐大町‐明科

1914（大正3）年

• 立山、針ノ木峠、燕岳と大天井岳
  • 横浜‐直江津‐富山‐滑川‐芦峅‐材木坂‐ブナ茶屋‐弥陀ケ原‐追分小屋‐室堂‐雄山‐室堂‐立山温泉‐ザラ越え‐五色ケ原‐ヌクイ谷峠‐平ノ小屋‐針ノ木沢‐針ノ木峠‐籠川‐野口‐大町‐明科‐中房温泉‐燕岳‐大天井岳‐ニノ又小屋‐一ノ沢‐上高地‐白骨‐島々‐松本

日本アルプスの登山と探検 (岩波文庫) ウェストン 青木枝朗 岩波書店 1997-06-16 売り上げランキング : 355853 Amazonで詳しく見る by G-Tools

《内容》
日本アルプスを世界に紹介して，日本アルプスの父といわれるイギリス人登山家ウェストン（1861−1940）の日本滞在中の登山記録．槍ヶ岳，乗鞍岳，立山，穂高岳，御岳などへの登山や周辺地域の民俗がユーモアにみちた文章でつづられた山岳文学の古典．日本の登山の先駆者たちもこの書物によって近代登山に開眼したという．1896年刊

日本アルプス―登山と探検 (平凡社ライブラリー) ウォルター ウェストン Walter Weston 岡野精一訳 平凡社 1995-04 売り上げランキング : 128838 Amazonで詳しく見る by G-Tools

《内容》
日明治中期、日本の山々をこよなく愛し、精力的に踏破した英人牧師ウェストン。山村の風俗を、ひらけゆく日本アルプスの姿を、記録にとどめて広く海外に紹介し、宗教的登山一色の山に、近代アルピニズムの新たなうねりを巻き起こした古典。

日本アルプス再訪 (平凡社ライブラリー (161)) W.ウェストン 水野勉 平凡社 1996-09 売り上げランキング : 241161 Amazonで詳しく見る by G-Tools

《内容》
日本の山々を愛し、日本アルプスの山岳美を広く世界に紹介したウェストン師。彼の第二次、第三次滞日登山記など日本研究家の顔ものぞかせる、「日本アルプス」の続篇。「極東の遊歩場」の新訳。

日本アルプス登攀日記 (東洋文庫) W. ウェストン 三井嘉雄 平凡社 1995-02 売り上げランキング : 1008541 Amazonで詳しく見る by G-Tools

《内容》
日本近代登山の父ウェストンが山に携行し、日日の出来事を書きとめたフィールド・ノートをダイレクトに翻訳。白馬岳、上高地、常念岳、燕岳、槍ケ岳、奥穂高岳、焼岳、富士…と、ときに新たなルートの開拓に挑み、またときには妻を伴って登山の基礎を築いた「生」の記録。