オランダの歴史(ネーデルラント連邦共和国)

ネーデルラントは非常に裕福であったため、負債を抱えていたハプスブルク家にとって重要な土地であった。しかし、他のハプスブルク領と異なり、ネーデルラントは商人階級の地位が高い土地であった。この地は貿易による経済が発達しており、それが富をもたらしていた。スペインはハプスブルク家の戦費を払うために重税を課そうと試みたし、それは昔からあるネーデルラントの特権を守るための口実ともなっていた[1]。これは、宗教的に非寛容で頑固なカトリック教徒のスペインの統治に対する抵抗とともに、1570年代のスペインに対するネーデルラントの反乱につながった。

80年戦争 (1568年〜1648年)

オラニエ公ヴィレム1世を中心としたネーデルラント諸州が、スペインに対する反乱を起こす(1568年)。
ユトレヒト同盟(北部7州)が結ばれる(1579年)
プロテスタント側が、フェリペ2世統治権を否認する(1581年)

北部 南部 ヨーロッパ
(1581年) ネーデルラント連邦共和国 1581-1713年 スペイン領ネーデルラント
1648年 ヴェストファーレン条約で独立承認 1618-1648年 30年戦争
1652-1654年 第1次英蘭戦争
1665-1667年 第2次英蘭戦争
1667-1668年 ネーデルラント継承戦争
1672-1674年 第3次英蘭戦争
1672-1678年 オランダ侵略戦争
1688年 ウィレム3世イギリス上陸 1688年 イギリス名誉革命
1688-1697年 ファルツ継承戦争
1713-1790年 オーストリアネーデルラント 1701-1714年 スペイン継承戦争
1740-1748年 オーストリア継承戦争
1775-1783年 アメリカ独立戦争
1790年 ベルギー合州国 1789年 フランス革命
1790-1794年 オーストリアネーデルラント

英蘭戦争 (17世紀後半)

第1次英蘭戦争(1652年〜1654年)
第2次英蘭戦争(1665年〜1667年)
第3次英蘭戦争(1672年〜1674年)

ネーデルラント継承戦争(仏vs蘭) (17世紀後半)

ネーデルラント継承戦争 (1667年〜1668年)
オランダ侵略戦争 (1672年〜1678年)