RM LIBRARY バックナンバー 《その17》

その17(No.161〜No.170)

No.161

福島交通軌道線(上)〔RM LIBRARY161〕
高井薫平

福島交通軌道線(上)〔RM LIBRARY161〕
ネコ・パブリッシング 2012-12-21
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福島駅前から30kmあまり、長岡、湯野(飯坂温泉)、保原、梁川、そして掛田といった福島県伊達郡(現在の伊達市)の主要な街々を結ぶ路面電車が、福島交通軌道線でした。明治から大正にかけて車輌の小さな軽便鉄道として開業し、そのままの規格で路面電車に改良されたため、幅の細い独特な電車が活躍することでファンに知られていました。また、その沿線も、街中の路面電車と違い、郊外の田園風景のなか、まだ未舗装の道路上を砂埃を巻き上げながら走るその姿は、他ではなかなかみられないものでした。
本書は1971(昭和46)年に廃止されたこの福島交通軌道線について上下2巻で紹介するものです。

No.162

福島交通軌道線(下)〔RM LIBRARY 162〕
高井薫平

福島交通軌道線(下)〔RM LIBRARY 162〕
ネコ・パブリッシング 2013-01-21
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No.163

京王線 グリーン車の時代〔RM LIBRARY 163〕
鈴木洋

京王線 グリーン車の時代〔RM LIBRARY 163〕
ネコ・パブリッシング 2013-02-21
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No.164

昭和時代の新京成電車〔RM LIBRARY 164〕
石本祐吉

昭和時代の新京成電車〔RM LIBRARY 164〕
ネコ・パブリッシング 2013-03-21
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千葉県の京成津田沼と松戸を結ぶ新京成電鉄は、戦後の昭和22年に開業しました。
もともとは日本陸軍の鉄道部隊が演習用として敷設した鉄道を、戦後、京成電鉄が譲り受けたのがそのはじまりで、そのため路線はカーブが多く、車輌は長い間、京成電鉄からの中古車ばかりが走っていました。本書では、新京成電鉄が創業した昭和22年まで遡り、新京成電鉄で使用された京成電鉄からの譲受車輌108輌について、多くの写真とともに解説するものです。

No.165

名鉄瀬戸線~お堀電車廃止からの日々~〔RM LIBRARY165〕
清水武

名鉄瀬戸線~お堀電車廃止からの日々~〔RM LIBRARY165〕
ネコ・パブリッシング 2013-04-20
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名古屋の中心部栄町と瀬戸市を結ぶ名鉄瀬戸線は、今は通勤・通学の大動脈ですが、今から40年近く前、1970年代中ごろまでは、電車は他の線の中古の2輌編成、ターミナルも名古屋城跡の堀の中という、とても不思議な場所にありました。本書はその名鉄瀬戸線が大きく変貌を遂げた1976年の地下線建設工事着工、1978年の1500V昇圧、そして栄町乗り入れから現在までの近代化のあゆみを、多くの記録写真で辿るものです。

No.166

野上電気鉄道 (RM LIBRARY 166)
寺田裕一

野上電気鉄道 (RM LIBRARY 166)
ネコ・パブリッシング 2013-05-20
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No.167

建築限界測定車: オイラン車のバリエーション (RM LIBRARY 167)
藤田吾郎

建築限界測定車: オイラン車のバリエーション (RM LIBRARY 167)
ネコ・パブリッシング 2013-06-21
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鉄道においてホームや架線柱、信号機など線路沿いの建築物が鉄道車輌に接触しないよう、建築物の位置の基準を定めているのが「建築限界」であり、この建築基準が守られているか測定するための車輌が「建築限界測定車」です。国鉄における建築限界測定車は、車輌の両側と屋根の三方に突き出した腕木が建築限界を超えている建築物に接触することにより問題のある個所を測定するもので、大変特徴のある姿ですが、その活躍は新路線の開業時や電化などの大規模工事の完成時などに限られ、一般の利用者の目に触れることはほとんどありません。本書は国鉄の歴代の建築限界測定車14輌について詳細に解説したもので、実物ファンはもちろん、模型ファンも必見の一冊です。

No.168

関東鉄道竜ケ崎線(上): 龍崎鉄道・鹿島参宮鉄道竜ケ崎線〔RM LIBRARY 168〕
白土貞夫

関東鉄道竜ケ崎線(上): 龍崎鉄道・鹿島参宮鉄道竜ケ崎線〔RM LIBRARY 168〕
ネコパブリッシング 2013-07-19
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関東鉄道竜ケ崎線は、茨城県南部の常磐線佐貫駅龍ケ崎市中心部に近い竜ケ崎駅の間、わずか4.5kmを結ぶ鉄道です。開業は1900(明治33)年で、以来、110年以上に長きにわたって龍ケ崎の足として親しまれてきました。本書はこの鉄道の歴史、施設、そして歴代の車輌について上下巻で紹介するもの。上巻では開業前から現在までの沿革、施設、運転、そして開業当初の車輌について解説します。

No.169

関東鉄道竜ケ崎線(下): 龍崎鉄道・鹿島参宮鉄道竜ケ崎線〔RM LIBRARY 169〕
白土貞夫

関東鉄道竜ケ崎線(下): 龍崎鉄道・鹿島参宮鉄道竜ケ崎線〔RM LIBRARY 169〕
ネコ・パブリッシング 2013-08-20
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下巻では1915(大正4)年の改軌から現在まで、歴代の車輌について解説します。

No.170

名古屋市電(上)(RM LIBRARY 170)
服部重敬

名古屋市電(上)(RM LIBRARY 170)
ネコ・パブリッシング 2013-09-20
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明治31年、我が国2番目の路面電車として開業した名古屋電気鉄道は、その後、名古屋市に受け継がれ、長く市内交通の主役として親しまれた。戦後も路線の延伸が続き、最盛期の昭和36年には全長107kmの路線が市内に縦横無尽に敷かれ、27の系統が運転されていた。しかし、その後地下鉄の開業、自動車の増加とともに路面電車の撤去が進められ、昭和49年、ついに全廃されたのである。名古屋市電の姿を3巻に分けて収録する本書、上巻では名古屋市電の成り立ちから廃止までの歴史とともに、路線、運転、そして電車デザインの系譜を収録する。